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2度目の転職活動

 公務員2年目に入り、改めて転職活動を行うためにまず情報収集から始めた。世の中にある業種や待遇、中で仕事をしている人間の実際の評判などだ。起業そのものに対しては有価証券報告書などにある、平均勤続年数や平均年齢を重視した。

 企業の採用活動において、通年で募集をかけている企業は基本的に避けた。一般に採用活動は10月と4月採用を目途に行われると聞いたので、実際の活動は7月中旬くらいから開始した。

 最初の転職活動は職歴が短い、知識が浅い、自分で決めた、といった要因により満足いく内容ではなかったと考えた。今回は職歴も1年を満たし、転職時には2年に到達する。その為前回よりはずっとスムーズに行くはずだという希望を胸に転職活動を再開する。

 まず最初の活動は自分一人で行い、上手くいかなかった場合年末頃からエージェントを通す算段でスタートした。平日は仕事をし、土日は転職活動を行う生活であった。それなりに奮闘したものの、またも良い結果には結びつかなかった。

 最もネックになったのが職歴とその勤務年数だ。

 以前も書いたが、元公務員というキャリアは極めて不遇であると言わざるを得ない。残念ながら今でも公務員に対する印象は「でもしか世代」のものが蔓延している。最近では国家Ⅰ種のキャリア組なんかが民間の大手コンサルなどに引き抜かれるケースもあると聞いたので、少しイメージに変化があるのだろうか?

 いずれにしても、このファーストキャリアには苦しまされた。

 結果的にエージェントを通して転職活動を行い、当初の路線とは若干変化があったものの準大手民間生保から内定を貰いそこへ転職することとなった。

 しかし、先の述べたとおりこの転職先は僅か3ヶ月で辞めるに至る。

上司への報告

 内定が決まったので、上司に報告しなければならない。民法上は辞める2週間前までに組織に報告することとなっているが、実際に2週間前ではいくらなんでも遅すぎる。ということで、一ヶ月半前に上司に話を通した。

 当時は直属の上司を嫌っていたので(今では感謝している点も多い)、何の罪悪感も無く報告をする。そのとき意外にも親身な話をしてくれたところが印象的だった。

 とりあえず、それ程の引き止めは無かったが、改めてもう一度良く考えろとは言われた。

 さて、この時点で既に辞める気満々であったのだが、この言葉でふと我に返る。「確かに少々焦りすぎた点はあるな」、と。実際に内定を複数貰っていたが、少なくとも自分にとって良い内定先だったとは思えない。ただ、当時は目的と手段が入れ替わり、転職すること自体が目的になってしまっていたので、さっさと公務員を辞めてその内定先に行こうと考えていた。

 当時の上司の言葉は自分の保身の為だったのかもしれないが、これがきっかけになり改めて転職活動をする事になる。職歴が2年になればもう少し自分として納得できる内定を得ることが出来るのではないかと考え、結果的にもう一年公務員を続る事とした。


初の転職活動

 初めての転職活動を行ったのは早く、就職して僅か5ヶ月しか過ぎていない9月の上旬だった。「公務員という世界しか知らなくて、自分は本当に大丈夫なのか?」と思い、転職活動を始めたのだ。当初はなんとなくリクナビを見て、面白そうだなと思った企業に応募するといった程度だった。しかし、職歴が半年にも満たない上に、現職が公務員である。

 当然のごとくバタバタと落ちる。面接まで行くことは殆ど無い。

 はっきり言って、公務員は勉強は出来るが人間的に魅力的かどうかという点で「?」となるような人間が多く内定している気がしないでもない。分かりやすく言えば面白みに欠ける人間が多い、少なくとも自分の同期の中ではそう。そう考えると落ちてしかるべきだったのかも知れないが。

 10月の中旬に差し掛かり、流石に書類通過率の低さに少々嫌気が差してきた。この時点で、話題になってきていた転職コンサルを使い始める。インテリジェンスとリクルートエイブリック(現リクルートエージェント)だ。といっても、最初は両方使っていたわけではなくインテリジェンスを使っていた。が、職歴も悪くおまけに短い。自身の成果には繋がらないと判断されたのだろう、インテリジェンスからの連絡は途絶えた。

 次に頼ったのがリクルートエイブリックだった。女性担当者がついたのだが、この人は最後まで面倒を見てくれた。物言いはキツイし、何とも判断がつかない人であったが助けられたこともそれなりにある、自分が知らなかった企業を沢山知れというのが使用した中での一番のメリットだ。ちなみに、職務経歴書の添削をしてくれるというのでお願いしたら、結果は極めてお粗末。文末表現が全部同じで、箇条書きを箇条書きにしないで並べたのかと思う文章が返ってきたのだ、結局自分で作った職務経歴書を使っていた記憶がある。

 ちなみに、当初、自分が転職先として選んだのは金融業界だった(二回目は経営コンサルタント、その足掛けとして金融への転職をする事になった)。ヒト・モノ・カネの一翼を担い、経済の血液ともいえる「金」そのものを取り扱う金融、そういう格好いいイメージが先行していた。
 元々土木工学を専攻していたので、建設業界への転職をすればもっとスムーズだったのかもしれないが、研究室のコネ入社大歓迎、建設系の学科卒業者しか採りません、という古い体質の業界には興味が無かったので、目を向けることすらしなかった(金融業界も同じように古いのだが、この段階でそこまでの情報を集めていなかった)。

 エージェントから金融業界の求人案件を紹介され、再スタートを切ったが、紹介案件は断りまくっていた記憶がある。今にして思えば、その業界内ではなかなかの企業も多数あったのだが、当時の自分は情報収集が甘く、「何か良く知らない名前だし」とかそんな理由で断っていた気がする。今考えても恥ずかしい…。

 結果的に野村證券のFA職など、自己応募した企業数社から何とも言いようの無い職種で内定を2~3貰った。

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自身の公務員時代を振り返る

 転職について色々書いてきたけれど、実は公務員時代に僕は転職活動を2回行っている。

 学生時代に行きたい民間企業を全滅し、結果的に公務員にしか受からなかったのだが、特に公務員という立場に最初から不満を持っていたわけではない。新しい世界で「頑張るぞ」という気持ちで嬉々として就職した。

 しかし古い世界である、もともと保守的な思考形態ではない自身にとってその環境が奇異なものに見えたことは否定できない。また、僕は当初配属を予定されていた部署と違う部署に、4月1日の初出勤と同時に異動させられた。急遽退職者が出て中をいじり、その穴あき人事だったのだろうが…。

 正直、今でもこの処遇には納得していないが、まぁ仕方が無い。これも自分に疑問を抱かせる要因の一つになったと思っている。

 実際に転職活動を視野に入れ始めたのは、就職して5ヶ月が過ぎた9月の時点でのことである。正直職場の人間関係は良くなく、直属の上司である課長とその下の副主幹は苦手だった。その点も転職に踏み切るにあたって大きな要因になっている。今になって振り返れば、自分の課長は自分をはじめとして何人かにはかなりキツイ態度をとっていた。その態度こそ気に入らなかったが、非常に頭の切れる人だったと思う。50歳前後にしては発想も豊かで、話し合いをしても鋭い意見を飛ばしてきていた。当時は反目していたため嫌いであったが、今になってみれば感心する点も多い。
 副主幹については、今振り返ってみてもあまり人間的魅力を感じない。

 今上司等に不満がある人も、それが最初の上司であったならば少し判断を待ってあげて欲しい。評価は相対的なものであると同時に感情的なものでもあるので、悪い点ばかりに目を向けないよう努めてみては如何でしょうか?そうしないと自分の精神衛生上良くないものも出てきそうなので。

 と、過去の事をグダグダと書いてきたのだけれども、こういった体験により、「公務員サイコー!」という考えが消し飛び、同時に「自分はこの世界しか知らなくていいのだろうか?」という漠然とした疑問を抱き始めるに至った。

 ここから第一回目の転職活動が始まった。

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転職は失敗だったのか?

 さて、前述の通り僕は転職先をものの3ヶ月で退職している。僕自身は得られたものもあったので後悔はしていないが、客観視すれば完全な失敗である。

 転職をする際の目的意識は人それぞれだと思うが、単純に「金」の為という人は少ないと個人的に思っている。20代なら大抵が自身のキャリア形成の為、という事だと思うが、これが得られない以上は大失敗である。

 僕は経営コンサルタントになりたいと思い転職活動を始めたが、残念ながら思うような結果が得られなかった。キャリアアドバイザーとの話し合いの結果、間にワンクッション置いた方が可能性が高い、経営コンサルタントの前に金融を挟むべきだ、との結論に至り進路変更。これが失敗へのスタートだった。

 業務範囲が広いという事で信託銀行をメインに、改めて転職活動をスタートするが、これもなかなか上手くいかない。中には

貴方の前職が公務員であるという点から、ビジネス感覚が当社とマッチしないと思いますので、お見送りさせていただきます

という、「公務員だから切りました」というふざけた返事を送ってくる都銀もあったくらいだ。同様に、他の銀行も精々行って2次面接までで、内定は出なかった。

 見かねたキャリアアドバイザーは生命保険会社の案件を持ってきて、受けるように勧めてきた。曰く、保険会社も同じ金融機関、銀行と同じキャリア形成が可能ですよ、だそうだ。

 大嘘である。

 生保は銀行に比べ志望者が少ない、故に内定も出やすいんだそうだ。言い換えれば業界の評判が悪い、という事だが…。
 とりあえず生保を数社受け、他社選考中であったが一社から内定が出た。自身で申し込みをしている企業も数社あったが、それをストップし早期に内定先に決めるよう促される。僕も焦っていたし、恐らくコンサルタントも「さっさと決めちゃいたい」と思っていたに違いない。

 業界について、内定先の企業について細かい情報収集をしないまま漠然と

この会社なら経営コンサルに通じるキャリアが得られるんだ

と思い決めてしまった。勿論、具体的に金融ならこういう仕事がしたいという考えを持っていたし、生保でもそういう業務を行っている部署がある。人事面接でも、「こういう仕事がしたい」と希望を伝え、「出来ますよ」との回答を貰った。これも内定1社で決断してしまった理由だ。

 人事は嘘を言ってない、確かに希望の部署に行くことは可能だった。10年15年後になるかもしれないが。年収は上がったが、希望のキャリアを積むには長期のリテール営業の世界を通過せざるを得ない、内部は旧態依然の古い体質。無意味な長時間労働、気合と体力の世界…。

 元々3年以内にキャリアップする事を目標にしていたので、この時点で転職先で働く目的が無くなった

 目的を持って転職した場合、その目的が無くなった時点で終わりだと思う。僕は会社選びにまたも失敗した、自分が情けない。

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民間へ転職してみて③ ~客観視するということ~

 転職という概念に対して否定的な人は、必ずこう言う

「どこにいっても一緒。」

 不正解ではないが、絶対に正解ではないと僕は思う。同じ部分も多々あるだろうが、そうでない部分も多い。転職をして二つの組織に身を置く事によって、双方を客観的に見ることの出来る自分がそこに立っている。

 会社が違えば考え方も違うし、やることも違う。中にいる人間の文化も違うのだから、一緒という事はない。前の仕事以上に自分に合うかもしれないし、逆に合わないかもしれない。ギャンブル的な要素はあるが、変化は100%発生する。運よく自分にピッタリの仕事・職場に出会える可能性だって0じゃない。まず無いと思うけど。

 ただ一点変わらないのは、どこにいっても何かしらの不平不満は出てくるという事だろうか。転職したての頃は、新しい環境に来た嬉しさや、前の職場を抜けた「してやったり!」感が強いため、転職先を盲目的に良く見てしまう状況にあった。しかし、時間が経つとともに不平不満も出始め、完璧に文句無しの組織は存在しない、という事だけは嫌でも理解させられる事になる。

 そして僕の場合は、新しい仕事に対する「文句」が自分の中に発生した時初めて、前の仕事、つまりは公務員時代を客観視する事が出来始めた。公務員という仕事が特殊な部類にある事を僕は当初から理解していたし、不満が膨れ上がって「辞めたい」の一点しか頭に無かったため、当時は自分と仕事を客観視する事ができなかった。また、前の仕事を客観視し始めると同時に、今の仕事をも客観視し始めた。

 隣の芝は青い、とよく言うけれど実際その通りだと思う。でもその事に気付くには、少なくとも僕の場合「隣の芝」まで行かなくちゃならない(効率悪いよね)。この転職が成功だったか失敗だったかを抜きにしても、公務員と民間に対して客観視する機会を得、そこから自分自身を再度掘り下げ、自分の心が何を求めていているのか、それを知る事ができただけでも今回の転職で大きく前進をしたと自信を持って言える(ただし、このプロセスが非効率である事が言わずもがな)。

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民間へ転職してみて② ~元公務員は使えない?~

 よく言われる言葉に「元公務員は使えない」というものがある。加えて、「公務員は生産性が無い」とも言われる。民間企業に入ったときに直面するのは周りからのこういった目だろう。僕自身、入社してから前者の言葉は直に言われた事が無いが、後者の言葉は言われた事がある。「我々は生産性を上げなくてはならないから、前の仕事とは大きく違うでしょう」と。聞いた瞬間に思ったのは、「驕りだな」の一言に尽きた。

 公務員も多種多様。僕は大学では土木工学を勉強し、公務員時代は公共事業に携わった。確かに「売り上げを出す」という概念は無いが、それ以外の生産性は上げていたと自負している。例えば、亀裂が沢山入り、車の走行音がうるさい道路があったとしよう。これを綺麗に修復し、騒音を無くしとしたら、それは生産性が十分上がっているのではないか?勿論税金を使っている、金は出るだけで増えはしない。しかし、僕は500万円の工事で600万円のパフォーマンスを上げるよう努力していたし、業者との打ち合わせの中で工法を工夫し、金額を抑えながらも同等かそれ以上のパフォーマンスを出すよう努めていた。だから僕は、公務員時代でも生産性を上げていたと自信を持って言っている。

 話は反れたが、実際に民間に入ってみてどうだったか、というと。結論から言えば周りと遜色なくやっていた、という事になる。文書作成能力も、周りに比べて秀でていたし、プレゼンテーションも昔から得意だったから、自分がプレゼンをした後は「上手だな」と誉められたりもした。元々が理系であるので、分析や理論的解釈といった面に関しても決して引けを取らない(金融関係は文型出身者が多い)。この辺りは、実験・分析・論文作成・プレゼンを嫌というほどやってきた理系出身者のアドバンテージなのかもしれない。

 といった具合で、自分の持ち味次第というところもあるが「元公務員だから」というだけで民間に行った際に大きなハンデにはならない、という現実があるということだ。

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民間へ転職してみて① ~公務員を辞めるまで~

 公務員を辞めて、民間生命保険会社へ転職をしたのだけれども、結果的に短期間で辞めてしまった。「ひょっとしたら、前の仕事を続けていた方が良かったのかもしれない」と思うこともあるけれども、不思議と後悔はしていない。当然、入った会社をすぐに辞めてしまったことも後悔はない(反省点は2~3ある)。何故ならば、それによって得られたものがとても多かったし、判断を間違えたとは思っていないからだ。

 新卒で入って、ずっとその組織にいたとしたら、その組織の色しか知らない状況が出来上がると思う。自分を深く掘り下げた結果、その会社の風土が合っていると確信を持っているなら何ら問題は無いと思うけれども、そうじゃない場合は漠然とした不安や不満が絶えず付きまとうはず。実際、僕がそうだったのだから。

 周りからは、「公務員?最高の仕事についているなぁ!」などと言われることもあったけれども、僕にはその実感は一切無かった。むしろ、年配職員との意識の差や仕事の進め方等に疑問を持っていた。そもそも、公務員は安定していると言われるけれども、一般に言う「安定」と自分の考える「安定」のベクトルがズレていて、そんなこと考えた事もなかった。僕の考える「安定」は、「仮にその組織が無くなった時、自分が生きていけるかどうか」だから、公務員のそれとは根本的に異なる。

 スキルも身に付かないし、無駄が多い、効率が悪い、内部の情報システムは使い物にならない。これが、僕が公務員をやっていた2年間ずっと抱いていた率直な気持ちだね。

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昨日付けで退職した

 新卒で地方上級公務員になり、2年で退職。民間生命保険会社へ転職をしたが、紆余曲折を経て現在再就職活動中である。そんな活動の様子を日記として書いていこうと考えています。

作者:
 現在25歳、2005年4月に某都道府県庁に入庁、2007年退職。同年4月に生命保険会社への転職をするが、故あって3ヶ月で退職したスーパーダメ人間。現在新たな職場を求めて転職活動や勉強をしている。

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